建設技術情報(第16期) - 株式会社建設技術研究所TECH16

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防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-05 地域社会の活性化につなげる流域治水の推進

グリーンインフラの社会実装とDXの推進に係る技術

グリーンインフラは、近年国土交通省において「グリーンインフラ官民連携プラットフォーム」での展開により、社会実装を積極的に行っている。しかしグリーンインフラはこれまでのインフラ整備の考え方とは異なっていることや多くの主体が三位一体で展開しないと十分な効果が得られにくいことなど、多くの課題を有している。今回の展示は、当社が考えるグリーンインフラを水管理・国土保全局を中心に展開される流域治水において、内部目的化し検討した事例を紹介するものである。現在進行形であり効果などを明示できる段階ではないが、一つの方法として紹介したい。

流域治水の展開は、気候変動に伴う近年の降雨状況を鑑みれば必要不可欠である。流域治水は、河川事業者だけで解決できる限界を超えた規模も対象とすることから、水源地域~堤内地域など流域を面でとらえた治水対策が求められる。このため、流域治水は多様な主体を巻き込み、自然的・社会経済的に循環機能をもった新しい考え方をもって展開することが必要になる。
上記を踏まえて、流域治水にグリーンインフラの思想を盛り込み、安全安心・環境・地域経済を一体的にとらえた整備を念頭に、その実現に向けた以下の技術を紹介する。
(1)ハード整備技術
 ① グリーンインフラによる面整備イメージ(地方都市を例にして)
 ② 既存施設の活用による治水施設の新たな機能の付加
 ③ グリーンインフラを実装し展開するための副次的な取り組み(教育機関との連携)
(2)ソフト整備技術
  降雨災害のリスク情報のリアルタイム共有技術(RisKma流域水循環予測情報サービス)

  • 地域社会の活性化につなげる流域治水の推進
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株式会社建設技術研究所 東京本社技術統括部  担当 / 長野 紀章
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