建設技術情報(第16期) - 太平洋セメント株式会社TECH16

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インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-29 RFID構造物診断技術「Wimo」

―RFID技術を活用した構造物モニタリング/情報管理システム―

・RFIDひずみ計測システム
・RFID腐食環境検知システム
・iコンスペーサを用いた情報管理システム

【RFID腐食環境検知/ひずみ計測システム】
RFID(Radio Frequency Identification)は、電子マネーやICカードに利用されている無線通信を用いて、ICタグに情報を書き込み、読み取る通信技術です。
この技術を利用してコンクリート構造物の内部の状態、例えば、鉄筋が腐食、あるいは鉄筋やコンクリートのひずみを非破壊・非接触で計測するシステムを提供します。
腐食環境検知システムは、コンクリート構造物中の鉄筋を模擬した鉄センサの腐食状態をRFIDで無線計測するシステムで、このシステムにより鉄筋周辺の環境変化を捉えることができます。
ひずみ計測システムは、コンクリート構造物中の鉄筋や内部コンクリートに発生するひずみをRFIDで無線計測するシステムです。
計測部のセンサと通信部のRFIDタグはいずれもコンクリート中に埋設され、また計測時の電源供給も不要なため、完全ワイヤレスでの計測を実現しています。
【iコンスペーサを用いた構造物情報管理】
ICタグのメモリと個体識別IDを活用することで、コンクリート製品の製造や施工に係る諸情報を効率的に管理するシステム提供します。
コンクリート製品の製造・施工において、現場作業を省力化し、製品データの一元管理を実現するためのアプリケーション開発を行っています。
新システムでは携帯端末の制御により情報の記録と読み込みを行い、ハンディ型プリンタで帳票を印刷することができます。
帳票を製品に貼ることで現場視認が容易となり、工場出荷から現場受入れまでの作業軽減と、それによる施工の効率化が期待できます。

RFID構造物診断技術「Wimo」
太平洋セメント株式会社 中央研究所 研究開発推進部  担当 / 井坂 幸俊
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