建設技術情報(第16期)TECH16

建設技術展示館に出展されている各種建設技術を検索することができます。

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インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-28 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」

高頻度モニタリングにより損傷箇所を自動検出し、見える化、省力化を実現、さらに修繕計画までサポート

路面測定装置【ACTUS】と舗装管理システム【PSSⅡ】のマッチング技術は、ACTUSで乗り心地を測定した結果をPSSⅡに取り込むことにより路面状況を可視化できる技術となっており、高度な維持管理業務が可能となる。

ACTUSは舗装路面の状況を評価するIRI(国際ラフネス指数)簡易計測システムであり、加速度センサーと衛星利用測位システム(GPS)を装着した一般車両を走行させることにより、日常的のモニタリングを可能とした。PSSⅡはACTUSで得られた結果から道路基盤地図に路面状態をマッピングと動画による可視化、システムの自動集計による補修範囲の自動選定、概算工事費の算定の省力化が実現できる。

  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
  • 道路インフラの日常点検管理の省力化、低コストを目指した「ACTUS&PSSⅡ」
地崎道路株式会社 工務部ICT推進課  担当 / 山田 雄一

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-39 コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術

下水道など排水処理施設を微生物腐食から守ります

【防菌コンクリート】コンクリートの腐食予防技術
【スラスラ工法】強腐食環境での防食技術

【防菌コンクリート】腐食に関与する微生物の活動を抑制する防菌剤を混和することにより、コンクリートを腐食から守ります。
【スラスラ工法】微生物が作った硫酸を遮断するために、コンクリート表面に施すシートライニング工法です。
どちらの技術も腐食環境に応じて使用することにより、耐用年数を確保することが証明されています。

  • コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術
  • コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術
株式会社安藤・間 技術研究所研究開発推進部  担当 / 野原 敦子

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-12 高精度測位による施工の自動化

ICT技術活用による生産性向上の実現

3D計測技術
ICT施工技術
クラウド技術

3Dデータが核となる計測技術や施工技術、また得られた3Dデータをクラウドを介して現場とオフィスを繋ぎ、リアルタイムかつ情報の一元管理により、生産効率の向上と見える化を実現する建設DXソリューションです。

小規模ICT施工に最適な『杭ナビショベル』は、『LN-150』(杭ナビ)をセンサーとして小型ショベルにも装着可能な3Dマシンガイダンスシステムです。都市部や山間部でも高精度で安定した施工を実現するとともに、杭ナビ1台で測量と施工の用途に応じたICTの普段使いであらゆる作業工程で活躍します。

これらICT技術の導入と人材育成を支援するトプコンのトレーニングセンタとトレーニングの概要をご紹介します。

高精度測位による施工の自動化
株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン コンストラクション東日本営業部 東京オフィス  担当 / 山崎 智之

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-17 油圧アタッチメントの交換を容易化する技術「油圧オートカプラ」

油圧ショベルのアタッチメントを独自バルブで作動油・電気を瞬時に接続し安全・省人・効率化

従来技術と比較してのメリット
 ・安全    :手作業がなくなり交換エリアが安全になる
 ・スピーディ :約1時間 → 1分、オペレータ 1人操作
 ・クリーン  :油飛散が無い 作業服、軍手汚れの軽減
 ・台数を最適 :1台で複数の役割ができる

油圧ショベルのオペレータがキャビンから降りることなく、運転席より油圧オートカプラを操作し、油圧アタッチメントの取付と油圧/電気回路の接続を行える技術です。
従来はオペレータと作業員2~3名共同作業で行っていたピン及び油圧ホース/電気配線の着脱が、遥かに安全に短時間で行えます。
運転席から1人で操作出来るため作業員が交換エリアに入る必要が無くなり、大ハンマー打撃によるピン着脱もなくなるので、安全性と生産性の向上が図れます。
油圧ホース着脱時の油飛散もなくなり、現場がクリーンになります。
1台で複数のアタッチメントを最適に使用できるため油圧ショベル台数の低減と、狭い現場等での接触回避にもつながります。

  • 油圧アタッチメントの交換を容易化する技術「油圧オートカプラ」
  • 油圧アタッチメントの交換を容易化する技術「油圧オートカプラ」
  • 油圧アタッチメントの交換を容易化する技術「油圧オートカプラ」
株式会社小松製作所 アタッチメント事業部  担当 / 山本 宏

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-24 アスファルト舗装の長寿命化技術
「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」

アスファルトの柔軟性とエポキシ樹脂の強靭性を併せ持つ「スーパーEPOアスコン」
コンクリート舗装の強度に近づいた高強度半たわみ性舗装「ウルトラペーブH」
予防的な薄層補修による舗装の延命化工法「リフレッシュシールMix-H」

高耐久性舗装と予防的な維持工法により、舗装の長寿命化とライフサイクルコストを低減

①スーパーEPOアスコン
一般的なアスファルト舗装に比べて、耐久性がきわめて高く、通常の半たわみ性舗装に匹敵する耐流動性を有しています。アスファルト舗装であるため、半たわみ性舗装に比べて早期の交通開放が可能です。

②ウルトラペーブH
従来の半たわみ性舗装に比べて、耐静止荷重性・耐流動性・耐据え切り性、耐油性等の性能を大きく向上させた舗装です。

③リフレッシュシールMix-H
厚さt=15~20mmの表面処理工法なので路面切削が不要で、廃材の発生を抑制できます。低コストで路面のリフレッシュが可能で、予防的な維持工事により既設舗装の延命化を図れます。

  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
日本道路株式会社 北関東支店 営業部 技術営業課  担当 / 江頭 伸彦

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-13 現場ですぐに使える生産性向上ICT 新技術

コンクリート上面を精度良く仕上げるシステム「コテプリ」/ビーコンによる作業員への注意喚起システム「ビーコンアラート」

・コテプリ
コンクリート上面の仕上り精度を向上
・ビーコンアラート
作業員の安全意識を向上

コテプリは、コンクリート打設時の仕上げ高さを自動追尾トータルステーションとスマートグラスにより、作業員が直接確認及び調整できるシステムです。従来は、高さ目印を基準にした作業員の目測で対応していましたが、本技術の活用により、リアルタイムに設計との差が数値で分かるため、品質及び施工性が向上します。
ビーコンアラートはビーコン(無線標識)を危険箇所に設置し、警報エリアに接近した作業員に対して、インターネットを使用せずローカル通信で、危険箇所への接近をイヤホンにて音声出力、また、スマートフォンにてバイブレーションおよび画面表示で通知するシステムです。

  • 現場ですぐに使える生産性向上ICT 新技術
  • 現場ですぐに使える生産性向上ICT 新技術
大日本土木株式会社 技術開発部  担当 / 橋本 明洋

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-23 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」

作業船上からの遠隔操作により水中構造物据付の「安全性向上」、「省人化」、「省力化」を実現。
潜水作業の機械化および自動化を図り、水中作業の無人化をめざす。

「水中ジャイロ」は、吊荷の水平回転を制御できます。「水中遠隔玉外し装置」は、水底に据付けた吊荷の玉外しができます。どちらも遠隔の船上から操作および制御ができます。これら2つを組合わせて使うことで、水中作業の無人化へ近づけて行きたいと考えています。

「水中ジャイロ」は、クレーン作業において、ブロックの回転をジャイロスコープの原理を利用して遠隔制御する技術で、従来は、潜水士の介錯ロープ操作で対応していました。本技術の活用により、潮流があっても遠隔操作でブロックの向きを保持できるため、安全性及び施工性が向上します。
「水中遠隔玉外し装置」は、水中ブロック据付において、超音波信号によりロックを解除しフックを回転させることにより遠隔で玉外しを行う装置で、従来は、潜水士の手作業で対応していました。本技術の活用により、潜水士作業を省人化でき、玉外しの作業効率が向上します。
上記2つの技術の組み合わせにより、吊荷の向き調整、玉外しを船上から遠隔操作で制御でき、玉外しを短時間できるので、潜水士は吊荷を監視するだけでよく、安全性と施工性の両方が向上します。この2つの技術を組合わせて使うことで、水中作業の無人化へ近づけて行きたいと考えています。

  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
若築建設株式会社 経営管理部門 経営企画部  担当 / 古郡 隆行

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-31 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!
「SVマップ」「感太郎」

点群データから作成される詳細な地図とIoT傾斜センサーの活用により斜面の危険性を見える化

『SVマップ』により細かな地形を視覚的にわかりやすく表現
『感太郎』により小型軽量・省電力・低価格で斜面をモニタリング

『SVマップ』と『感太郎』により、地形に潜在する危険性を見える化する技術です。
『SVマップ』は、Sky View Factor(天空率)を応⽤し、UAV等の点群より傾斜度とカラー合成して画像化する新しい微地形表現図です。
『感太郎』は、MEMSにより小型軽量化・省電力・低価格を実現したIoT傾斜センサーです。
対象が河や湖の場合でも,魚群探知機を活用した『Nソナー』の点群より水底を知ることができます。

  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
  • 最先端技術を使って斜面災害を未然に防ぐ!<br>「SVマップ」「感太郎」
中央開発株式会社 技術センターDX推進室  担当 / 岡田 直人

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-11 コンクリート打設管理システム

作業員行動のAI解析、センシング技術を活用した施工支援システム

本技術の効果・メリット
①作業員の行動から施工状況を把握
②遠隔地でも現場状況を定量的に情報共有
③蓄積データの活用により、継続的な現場改善を推進

従来コンクリート打設に関する作業の定量的な評価は困難であり、基準を満たした施工が行われたかを十分に確認ができない問題があった。
本システムは、コンクリートの打設状況を、定点カメラや各種センサにより作業状況をセンシングすることで、打設進捗や打設状況の良否に関する定量的な評価を行い、適切に現場にフィードバックするものである。
また、打設データは、システム内に蓄積され、現場毎の特徴や傾向を分析するとともに、今後の施工計画への活用を図ることを可能としている。

  • コンクリート打設管理システム
  • コンクリート打設管理システム
  • コンクリート打設管理システム
鉄建建設株式会社 土木本部i-Con推進部  担当 / 三瓶 晃弘

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-14 ICTを取込んだ法面施工から出来形管理「ICT法面技術」

ICTを活用し、省人化を実現した全自動吹付システム「Automatic-Shot R」、
出来形管理の効率化を実現した「ICT削孔管理システム」

吹付作業での省人・省力化及び安全性、生産性の向上を実現した全自動吹付システム「Automatic-Shot R」、
削孔工における検尺作業・出来形管理を効率化するICT計測システム「ICT削孔管理システム」

①Automatic-Shot R
吹付作業での省人・省力化及び安全性、生産性の向上を実現した全自動吹付システムです。従来の熟練技能が必要であった吹付機の操作が全自動化され、非熟練者1名でのプラント運用が可能となり省人化を実現。熟練オペレーターをしのぐ吹付機の全自動運転により、熟練度に左右されない高い施工能率を達成。ホース閉塞時の自動緊急停止機能により安全性が向上。バッチごとの材料計量データの記録保存が可能で現場練り、工場製造の両方に対応しております。
②ICT削孔管理システム
アンカー工やロックボルト工における角度、方位、検尺作業や出来形管理を効率化するICT計測システムです。マシンセットデータ(削孔角度、方位角度)や削孔作業の進捗を自動計測し、リアルタイムに表示します。測定結果を出来形管理帳票として即時作成する機能を有し現場作業の負担軽減を実現します。また、多様な削孔機に搭載可能で幅広い工種へ対応可能となっております。

  • ICTを取込んだ法面施工から出来形管理「ICT法面技術」
  • ICTを取込んだ法面施工から出来形管理「ICT法面技術」
  • ICTを取込んだ法面施工から出来形管理「ICT法面技術」
  • ICTを取込んだ法面施工から出来形管理「ICT法面技術」
ライト工業株式会社 施工技術本部 機械部  担当 / 永岡 藤彦

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-15 豪雨流木災害(J-HDスリット)津波漂流物被害(津波バリアー)を防ぐ技術

①流木捕捉機能の追加による既設砂防ダムの機能UP(J-HDスリット)
②津波で発生した漂流物を捕捉する防護柵(津波バリアー)


・不透過型砂防堰堤に流⽊捕捉工の追加設置により、高機能化・多機能化を実現
・鋼製流木捕捉工のメイン工法

・津波被害を最小限にするために破壊の連鎖を生む漂流物を制御する工法

①既設不透過型砂防堰堤の原形を極力保ったまま(水通し部を切欠いたり、袖部を嵩上げすることなく)設置可能です。縦材間隔は、従来の鋼製流木捕捉工と同様とし、洪水時の水位付近に横材を配置することで、従来の鋼製流木捕捉工と同等の流木捕捉機能を発揮します。

②津波により小型船舶やコンテナ、車、木材などが漂流物となり後背地の津波被害が拡大することを防ぐと同時に、車両や木材などの流出防止する津波漂流物防護柵です。

  • 豪雨流木災害(J-HDスリット)津波漂流物被害(津波バリアー)を防ぐ技術
  • 豪雨流木災害(J-HDスリット)津波漂流物被害(津波バリアー)を防ぐ技術
  • 豪雨流木災害(J-HDスリット)津波漂流物被害(津波バリアー)を防ぐ技術
  • 豪雨流木災害(J-HDスリット)津波漂流物被害(津波バリアー)を防ぐ技術
JFE建材株式会社 防災技術部  担当 / 飯塚 幸司

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-10 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」

管路構築工においてジャッキを使用して推進する自走式土留を用いることにより仮設備・工期・コストを縮減

河川・水路の新設・改築工事等の函渠・U型開渠の施工効率化技術

オープンシールド工法は、オープンシールド機を使用してプレキャスト製品のボックスカルバートやU型開渠を地中に敷設する工法です。
特に家屋が近接した狭い場所での水路や河川の新設・改築に適しており、軟弱地盤・地下水のある地盤での施工、重要施設(鉄道、国道、橋脚等)に近接した施工が可能であり、限られた用地の中で安全、確実、経済的な急速施工を得意とする工法です。構造物近接により鋼矢板等の土留が施工できない場所で多く採用されています。

  • 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」
  • 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」
  • 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」
  • 狭い場所でも水路の構築が可能な技術「オープンシールド工法」
オープンシールド協会 事務局  担当 / 小田原 秀明

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-40 コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」

特許技術の注入工法で高密度充填を行うことにより、部材の健全化と構造物の耐久性の向上

・特許を取得している注入工法
・空気と樹脂の置換により高密度充填が可能
・躯体内部の健全化により耐久性の向上

IPH工法は、傷んだコンクリート構造物に樹脂注入をすることにより躯体内部を健全化し、構造物の長寿命化を図ることを目的としている技術である。
特長としては、注入位置を専用工具で穿孔し、躯体内部の空気を引き抜く作用を持つ注入器で樹脂を注入し、空気と樹脂を置換させ、微細な空隙まで充填させることが可能となる。
高密度・高深度に樹脂で充填し、接合することにより、コンクリート部材の強度回復、コンクリートと内部鉄筋の付着強度回復の効果を得ることで、構造物の耐久性の向上や早期の再劣化を防ぐことが期待できるほか、工費や工期、以後の維持管理費も低減でき、生産性の向上が大きく見込まれる技術である。
更に詳細調査をする場合は、注入前後でトモグラフィを用いて解析し、躯体内部の損傷状況や充填確認などの品質管理ができる。

  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
一般社団法人IPH工法協会 中部支部  担当 / 東盛 珠樹

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-32 補強材の非破壊診断が可能な補強土壁「多数アンカー用NDパネル」

日本の土壌に合わせて開発した多数アンカー式補強土壁工法の健全性を非破壊で診断する技術

・診断時の壁面材の斫りや復旧作業が不要で周辺環境への影響の軽減が図れる。
・補強材の過緊張等が検査可能なため補強土壁の安全性の向上が図れる。
・補強材に作用する荷重を開放しないため診断時の作業安全性の向上が図れる。

従来の補強土壁の補強材は、コンクリート製壁面材(以下壁面材)の背面に取り付けられ、盛土構築後は土中に埋設される。目視点検により壁面材に異常が認められた場合、補強材の健全性を確認するために壁面材を破壊して補強材を露出させて診断し、診断終了後に破壊した箇所をコンクリートで埋め戻す必要がある。当該技術は、従来埋設された補強材の頭部を壁面材の前面に露出させることで、壁面材を破壊することなく実際の補強材の健全性を容易に診断できる。

補強材の非破壊診断が可能な補強土壁「多数アンカー用NDパネル」
岡三リビック株式会社 ジオテクノ部  担当 / 林 豪人

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-14 災害から橋を守る 「延長床版システムプレキャスト工法」

橋の床版を延長しジョイントを土工部へ。騒音・振動・漏水対策の救世主

・土工部沈下による段差発生を抑えます。
・橋に与える衝撃を抑え、快適な走行が可能です。
・ジョイントからの雨水や騒音の進入が防止され、橋下を守ります。
・プレキャスト工法により急速施工、品質の確保が可能。

橋の床版を延長し、ジョイントを土工部に移動します。
従来工法は橋の端部と土工部の端部にジョイントを設置してました。この技術によりジョイントから起こる不具合(段差、騒音、漏水)から橋を守ります。また、工場で製作する部材(プレキャスト工法)を使用するため、短期間で出来上がります。

災害から橋を守る 「延長床版システムプレキャスト工法」
株式会社ガイアート 関東支店 営業部  担当 / 福原 義樹

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-26 AR技術の活用で施工現場の安全性を向上「AR安全可視化システム」

構造物位置や周辺状況をARで可視化、夜間や水中など目視確認が難しい場所での安全確認をサポート

・ARによる見える化
・船舶航行時の衝突防止
・施工中の接触防止

AR安全可視化システムは、構造物位置や周辺状況をリアルタイムでAR表示することにより、施工現場の安全性向上に資する支援ツールです。
本システムは、タブレットを主体とした手軽さが特徴であり、様々なツールとして汎用することができます。
一例として、下記のような海上工事特有の課題を解決することができます。
・浅瀬等の危険箇所を有する海域や、視認性が悪い夜間・濃霧時における船舶の安全航行
・目視確認が困難な箇所(水中等)における作業の安全確保およびアラートによる注意喚起

  • AR技術の活用で施工現場の安全性を向上「AR安全可視化システム」
  • AR技術の活用で施工現場の安全性を向上「AR安全可視化システム」
五洋建設株式会社 土木部門土木企画部  担当 / 稲田

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-36 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」

高耐久性アスファルト混合物の適用により舗装の長寿命化を実現

【特長】
・わだちが発生しにくい
・ねじりに強い
・油による軟化(カットバック)に強い
・施工手間がかからず早く交通開放できる

タフアスコンは、ポリマー改質アスファルトⅡ型を使用したアスファルト混合物に特殊添加材を加えることで、耐流動性、耐油性及び、ねじり骨材飛散抵抗性を向上させたアスファルト混合物です。混合物の運搬及び施工は一般的なアスファルト混合物と同様に行うことができます。
物流センター等重車両の往来が多い箇所や、工場・倉庫などで油漏れが懸念される箇所などに適しており舗装の長寿命化に寄与します。

  • 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」
  • 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」
  • 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」
  • 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」
大林道路株式会社 技術部 技術企画課  担当 / 武田 有加里

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-15 狭隘地に対応した液状化対策工法「スマートコラム工法」

小型機でも大型機と同様に「TOFT工法」に必要な品質を確保

大型機と同様の品質・施工性を確保
・改良径φ1000mm
・最大改良深度20m
・改良体の鉛直精度1/200以下

【内容】
既存の住宅地や工場敷地内などの、狭隘な施工条件下でTOFT工法の格子状地盤改良体を構築する目的で開発された施工法です。
【効果】
・機械の運搬が容易かつ組立・解体に要するスペースの縮小が可能になります。
・機械攪拌式であるため、噴射攪拌式などに比べ排泥量も少なく経済的です。
・全自動施工により、改良品質の安定化と省人化を実現します。

狭隘地に対応した液状化対策工法「スマートコラム工法」
株式会社竹中土木 技術・生産本部 技術開発部  担当 / 森 守正

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-07 インフラ施設の防災・減災を図るCDM工法

河川堤防などをCDM工法で補強することで、地震、津波越流に耐える粘り強い構造にする技術

従来工法と比較してのメリット
・優れた経済性
・低振動・低騒音工法なので、補強がしやすい
・粘り強い構造が実現
・合理的な設計が可能

CDM工法による防災・減災、国土強靭化に寄与する技術ならびに実施例を紹介します。とりわけ、堤防DM補強工法は、堤防内部の中心部にCDM工法によって固化処理土壁を構築することで、地震動に対しても津波越流に対しても堤防の天端高さを維持し、堤防の決壊を防止する粘り強い構造が可能となる新しい技術です。堤体全体を構築するような大掛かりな施工は不要で、堤防の地盤を改良するために高価な施工材料も不要であるため、経済性に優れます。万が一、法面が崩れても固化処理土壁が天端高さを保持することで耐久性能を粘り強く発揮し、地震による液状化や洪水時の越水による破堤を防ぎます。

  • インフラ施設の防災・減災を図るCDM工法
  • インフラ施設の防災・減災を図るCDM工法
  • インフラ施設の防災・減災を図るCDM工法
CDM研究会 事務局  担当 / 徳永 幸彦

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-44 塗装や湿度調整で腐食を防ぐ技術 「防錆粉体塗料SAPOE(サポー)/結露防止シートG-ブレス」

高耐久性防錆粉体塗料の塗装や、調湿材による結露対策で設備の腐食を防止

・海岸や温泉地域等の過酷な高腐食環境下においても、長期防食性を発揮する熱可塑性粉体塗料
・湿度が上昇すると吸湿、湿度が下がると放湿することで湿度変動を抑え結露を防止する調湿材

・SAPOE5000は海岸や温泉地域等の過酷な高腐食環境下においても、優れた防錆力を発揮する熱可塑性粉体塗料です。屋外での防錆効果が35年以上持続するように設計しています。
・結露防止シート G-ブレスは、シリカゲルなどの除湿製品と異なり、電力を使わずに湿度の上下変動を抑え調湿し錆発生要因の一つである結露を長期間防止します。電力コスト不要となり、交換などメンテナンスコストが低減でき、脱炭素にも貢献します。

  • 塗装や湿度調整で腐食を防ぐ技術 「防錆粉体塗料SAPOE(サポー)/結露防止シートG-ブレス」
  • 塗装や湿度調整で腐食を防ぐ技術 「防錆粉体塗料SAPOE(サポー)/結露防止シートG-ブレス」
  • 塗装や湿度調整で腐食を防ぐ技術 「防錆粉体塗料SAPOE(サポー)/結露防止シートG-ブレス」
NTTアドバンステクノロジ株式会社 グリーン&プロダクト・イノベーション事業本部 営業部門  担当 / 川田 / 建設技術展示館展示担当
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