建設技術情報(第16期) - 補修・メンテナンスの技術TECH16

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21件中 1~20件目を表示

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-19 道路橋を補修・補強する工法「スーパーホゼン式工法」他

主に道路橋の下面から厚みを増すことで補修・補強する技術

長寿命化対策・補強・再補強

スーパーホゼン式工法は超低粘度のエポキシ樹脂注入を併用した下面増厚工法で、橋梁の長寿命化対策工法とし、また補強・再補強工法として活用される工法です。主にRC構造の床版下面を増厚するもので特長アンカーを用いることで確実な施工を可能としました。また構造物の下側から施工するので交通規制を必要としません。

  • 道路橋を補修・補強する工法「スーパーホゼン式工法」他
  • 道路橋を補修・補強する工法「スーパーホゼン式工法」他
一般社団法人日本建設保全協会 本部事務局  担当 / 中村・三輪

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-28 コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」

コンクリート目地を超耐久シーリング材で防水処理することにより、コンクリート構造物の長寿命化を実現

各種土木コンクリート構造物目地の長寿命化

土木用シーリング材である1成分形ポリウレタン系シーリング材「オートン超耐シーラーTF2000」は、従来のシーリング材にはない驚異的な高耐候性能を有するだけでなく、初期の物性を長期間維持することから、各種土木コンクリート構造物目地の長寿命化(=期待耐用年数20年)に貢献し、コストパフォーマンスに非常に優れた目地材です。

具体的な主要用途は、橋梁の地覆・壁高欄および橋脚の沓座廻りの目地、ボックスカルバート・ヒューム管・マンホール・共同溝・防火水槽等の目地、コンクリート構造物のひび割れ補修等です。

  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
オート化学工業株式会社 技術研究所  担当 / 七字 栄樹

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-27 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」

高強力不織布を基材とすることで、高い追従性・防食効果を実現

特殊樹脂のよる柱脚の外部、内部の両面からの防食工法

①NEac工法
高強力不織布を基材とし、エポキシ樹脂を含侵させ接着する。
高い追従性を有し、防食効果を発揮する。
②ウレタン注入材
特殊ウレタン財を鋼管柱内部に施工。
腐食の原因である、空気・湿気の侵入を抑制する。

①、②を併用することで、道路構造物の腐食を抑制し、長寿命化へ繋げる。

  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
小泉製麻株式会社 戦略推進事業部門 国土環境事業部  担当 / 長谷川 祐太

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-26 コンクリート中の鋼材の腐食防止技術

塩害劣化を受けるコンクリート構造物の延命化に有効な電気防食技術

インフラ維持管理 コンクリート構造物の延命化 鉄筋腐食  塩害劣化対策 電気防食 NAKAROD方式

コンクリート構造物の塩害劣化…外部よりコンクリート中に侵入してきた塩化物イオンによって鋼材が腐食し、さびの体積膨張によりかぶりコンクリートが剥落し、構造物の耐力を低下させる現象です。
電気防食…陽極システムからコンクリート中の鋼材に防食電流を供給し、電気エネルギーによって鋼材を腐食から守る工法です。電気防食工法には商用電源を使用する外部電源方式と商用電源を必要としない流電陽極方式があります。
NAKAROD方式…流電陽極方式の電気防食工法であり、電力供給が困難な構造物への適応が可能で停電の影響も受けません。線状の陽極を使用しているため、目視によるコンクリート表面の確認が可能となり、維持管理性に優れています。また、陽極システムのユニット化に成功し、従来の工法よりも飛躍的に施工性が向上しました。
NETIS登録番号 KT-180059-A(線状流電陽極ユニット方式電気防食工法)

  • コンクリート中の鋼材の腐食防止技術
  • コンクリート中の鋼材の腐食防止技術
  • コンクリート中の鋼材の腐食防止技術
  • コンクリート中の鋼材の腐食防止技術
株式会社ナカボーテック 営業統括部 橋梁RCプロジェクトチーム  担当 / 立石 英也

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-39 コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術

下水道など排水処理施設を微生物腐食から守ります

【防菌コンクリート】コンクリートの腐食予防技術
【スラスラ工法】強腐食環境での防食技術

【防菌コンクリート】腐食に関与する微生物の活動を抑制する防菌剤を混和することにより、コンクリートを腐食から守ります。
【スラスラ工法】微生物が作った硫酸を遮断するために、コンクリート表面に施すシートライニング工法です。
どちらの技術も腐食環境に応じて使用することにより、耐用年数を確保することが証明されています。

  • コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術
  • コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術
株式会社安藤・間 技術研究所研究開発推進部  担当 / 野原 敦子

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-24 アスファルト舗装の長寿命化技術
「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」

アスファルトの柔軟性とエポキシ樹脂の強靭性を併せ持つ「スーパーEPOアスコン」
コンクリート舗装の強度に近づいた高強度半たわみ性舗装「ウルトラペーブH」
予防的な薄層補修による舗装の延命化工法「リフレッシュシールMix-H」

高耐久性舗装と予防的な維持工法により、舗装の長寿命化とライフサイクルコストを低減

①スーパーEPOアスコン
一般的なアスファルト舗装に比べて、耐久性がきわめて高く、通常の半たわみ性舗装に匹敵する耐流動性を有しています。アスファルト舗装であるため、半たわみ性舗装に比べて早期の交通開放が可能です。

②ウルトラペーブH
従来の半たわみ性舗装に比べて、耐静止荷重性・耐流動性・耐据え切り性、耐油性等の性能を大きく向上させた舗装です。

③リフレッシュシールMix-H
厚さt=15~20mmの表面処理工法なので路面切削が不要で、廃材の発生を抑制できます。低コストで路面のリフレッシュが可能で、予防的な維持工事により既設舗装の延命化を図れます。

  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
日本道路株式会社 北関東支店 営業部 技術営業課  担当 / 江頭 伸彦

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-40 コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」

特許技術の注入工法で高密度充填を行うことにより、部材の健全化と構造物の耐久性の向上

・特許を取得している注入工法
・空気と樹脂の置換により高密度充填が可能
・躯体内部の健全化により耐久性の向上

IPH工法は、傷んだコンクリート構造物に樹脂注入をすることにより躯体内部を健全化し、構造物の長寿命化を図ることを目的としている技術である。
特長としては、注入位置を専用工具で穿孔し、躯体内部の空気を引き抜く作用を持つ注入器で樹脂を注入し、空気と樹脂を置換させ、微細な空隙まで充填させることが可能となる。
高密度・高深度に樹脂で充填し、接合することにより、コンクリート部材の強度回復、コンクリートと内部鉄筋の付着強度回復の効果を得ることで、構造物の耐久性の向上や早期の再劣化を防ぐことが期待できるほか、工費や工期、以後の維持管理費も低減でき、生産性の向上が大きく見込まれる技術である。
更に詳細調査をする場合は、注入前後でトモグラフィを用いて解析し、躯体内部の損傷状況や充填確認などの品質管理ができる。

  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
一般社団法人IPH工法協会 中部支部  担当 / 東盛 珠樹

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-25 循環式ハイブリッドブラストシステム工法

金属系研削材を回収・再利用するブラスト工法

・研削材の再利用が可能
・産業廃棄物の大幅削減
・簡単な操作により労務コスト削減
・硬質な研削材の使用により粉塵の発生が低減

ブラスト処理後のケレンかす(研削材および剥離物)を吸引分別し、研削材のみを循環させ再利用することができます。研削材と塗膜を完全分離させることにより、鉛やPCBなどを含有する塗膜のみを処理できるので、産業廃棄物が大幅に削減します。電子制御盤及び筒先のボタン操作のみで機械を制御できるため、操作に掛かる労務コストを削減できます。研削材にスチールグリッドを採用することにより、粉塵の発生を抑制できます。

  • 循環式ハイブリッドブラストシステム工法
  • 循環式ハイブリッドブラストシステム工法
  • 循環式ハイブリッドブラストシステム工法
一般社団法人循環式ハイブリッドブラストシステム工法協会 事務局  担当 / 田中 亮 / 刑部 希望

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-20 施工総研のインフラ分野のDX技術

~コンクリートの内部を探る・短時間で橋を架ける、創る・即座に通行止め・トンネルを早く作る~

【1】分割型Pca覆工システム
【2】緊急架設橋「モバイルブリッジ」の開発
【3】Single i技術を用いた微破壊調査
【4】ハイブリッド吹付システム「On-Site Shot Printer」の開発
【5】バルーン式自動交通遮断機

【1】分割型PCa覆工システム
施工現場に搬入可能な複数のプレキャスト部材を⾺蹄形に組み⽴てトンネルの覆⼯体を早期に構築する⼯法です。
【2】緊急仮設橋「モバイルブリッジ」の開発
折り畳んで運搬し,被災現場で伸長することで容易かつ迅速に架設することができ,速やかな人命救助を可能にします。
【3】Single i技術を用いた微破壊調査
現場でリアルタイムに調査・診断ができ、母材への影響が少ない小径穿孔ビットによる微破壊コンクリート内部調査工法です。
【4】ハイブリッド吹付システム「On-Site Shot Printer」の開発
ICT建機と3Dプリンティング技術を組合せ、現場で構造物を直接造形する3Dプリント技術です。
【5】バルーン式自動交通遮断機
緊急時の迅速な通行止めを可能にし、交通の安全を確保できる技術であり、緊急車両等は通過できます。

  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
  • 施工総研のインフラ分野のDX技術
一般社団法人日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所 研究第二部  担当 / 松本 政徳

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-18 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」

漏水リスクを限りなく減らし、製品そのものの耐久性を高めることで、橋梁の長寿命化を実現

従来品と比較してのメリット
・耐久性が高い(歯型タイプ30年/3LⅡタイプ50年)ため、取替の回数を減らすことができ、ライフサイクルコストを低減できる。
・従来技術と比較し施工にかかる日数が短い(1週間程度⇒1~2日)ため、排出される二酸化炭素量を低減できる。

ハイブリッドジョイントはゴムと鋼材の複合技術を用いて開発した非排水型の伸縮装置であり、鋼板とゴムをプレス加硫接着(金型を用いた一体成型)することで非常に高い止水性を実現しました。さらに荷重支持構造を鋼製縦型形状とすることで表面露出面積を小さくし、静音性・耐久性を向上しました。鋼材を縦に使っている構造のため、疲労破壊が起こりにくく、設置後のメンテナンスは後打コンクリートの状況を目視で確認するだけで良いのでメンテナンスフリーと言えます。

取扱い製品は小型製品から大型製品まで品揃えが充実しており、伸縮量20mm~600mm、適用最大床版遊間量1230mmまで対応可能です。

  • 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」
  • 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」
  • 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」
  • 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」
株式会社クリテック工業 工務部  担当 / 石戸 杏奈

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-16 タイル・石材を落とさない「ヒロ結合工法」

安全な金具を使用して建造物壁面へのタイル及び石材の剥離落下を防止する

主な特徴「地震にも安全な技術」「改修工事に最適」「仕上がり精度の高い施工」「通気層確保できる構造」

本技術は、接着剤と穴空き金物を使用してタイルや石材を建物外壁面及び内壁面へ施工することで、地震時の変形追従性を確保し、タイルや石材の荷重に対して長期に亘り安定した強度を確保する効果があります。
 具体的には、建物壁面とは絶縁した状態で金属の網状部に接着剤を結合させ、タイルや石材を金物併用で張り付けるものです。アンカーやビスに荷重をすべて保持させることで、構造躯体に強固に緊結することが出来ます。建物が動いた時に、建造物の壁面とタイルや石材壁は別の動きをさせることが出来るため、タイルや石材の割れや剥落を防止することが可能です。
 また、本技術は新築のみならず、補修や改修などにも幅広く採用できる技術です。現在は築50年以上の公共建造物が多く、その壁は地震などにより亀裂が入っている状態のものが多数存在しております。本技術は、そのような壁面の既存の意匠材を撤去することなく、漏水の補修のみでその上からカバーリングが可能であり、美観の優れたタイルや石材を安全且つ効率的に張り、長期にわたり人々の安心を迅速に生み出すことが出来る技術です。

  • タイル・石材を落とさない「ヒロ結合工法」
  • タイル・石材を落とさない「ヒロ結合工法」
  • タイル・石材を落とさない「ヒロ結合工法」
  • タイル・石材を落とさない「ヒロ結合工法」
株式会社ヒロコーポレーション   担当 / 小貫 勝代

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-17 交通ネットワークを支える橋梁リニューアル技術床版取替工法・床版補強材料

多様な条件やニーズに応える各種技術により、橋梁の長寿命化・機能強化に貢献

①渋滞を抑制する新たな床版取替え工法「DAYFREE®」
②PC合成桁橋の床版取替え工法「キャップスラブ®」
③中空床版橋の急速架替え工法「HOLLOWAL®」
④現場防水工を不要とする新たなコンセプトの床版「スリムトップ®」
⑤既設床版を補修する床版上面増厚材料「スティフクリート®」
⑥橋梁リニューアル統合システム「OBRIS®」

①「DAYFREE®」は交通量の少ない夜間の一車線規制のみで、工事が可能な床版取替工法です。夜間の限られた時間内で既設床版の撤去から新たな床版の架設、路面復旧までを可能とします。※本工法は中日本高速道路(株)との共同開発です。

②「キャップスラブ®」は専用のプレキャスト床版を用いたPC合成桁橋の床版取替え工法です。既設床版と既設PC桁とを切断分離したのち、新しい床版をあと施工アンカーとモルタルで接合する工法です。※本工法は中日本高速道路(株)との共同開発です。

③「HOLLOWAL®」は、プレキャストセグメント工法を用いた幅員分離での施工も可能な中空床版橋の急速架替え工法です。専用の架設機により、既設中空床版の撤去からプレキャストセグメントの設置を行い、プレストレスを導入して一体化させる工法です。

④「スリムトップ®」はUFC(超高強度繊維補強コンクリート:スリムクリート)とコンクリートの複合構造の床版です。床版上面を防水性能のあるUFCで覆うことにより、現場防水工を不要とする画期的な工法です。※本工法は東日本高速道路(株)との共同開発です。

⑤「スティフクリート®」は床版上面増厚の耐火性能や疲労耐久性向上を目的として開発された超高性能繊維補強セメント系複合材料(UHPFRC)です。薄層での補強が可能で長期耐久性に優れていて、施工後3時間での交通開放が可能です。

⑥「OBRIS®( オブリス)」は、橋梁リニューアル工事の全工程(設計・製作・施工・維持管理)を一気通貫で管理する統合システムです。CIM活用による設計・施工自動化技術により、生産性と安全性の向上、働き方改革などを実現します。

  • 交通ネットワークを支える橋梁リニューアル技術床版取替工法・床版補強材料
  • 交通ネットワークを支える橋梁リニューアル技術床版取替工法・床版補強材料
  • 交通ネットワークを支える橋梁リニューアル技術床版取替工法・床版補強材料
  • 交通ネットワークを支える橋梁リニューアル技術床版取替工法・床版補強材料
  • 交通ネットワークを支える橋梁リニューアル技術床版取替工法・床版補強材料
  • 交通ネットワークを支える橋梁リニューアル技術床版取替工法・床版補強材料
株式会社大林組 東京本店土木事業部営業部  担当 / 伊庭 孝充

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-35 路面性状測定車およびコンクリート補修材

・「路面性状測定車」により舗装点検の効率化を図る
・低粘度の有機系クラック補修材により、良好な充填性と強度回復を実現「クラックリペア」

・測定ユニット着脱可能、(一財)土木研究センターの検定に合格(わだち掘れ、平たん性、ひび割れ幅、距離)
・低粘度、高浸透性コンクリート補修材

・測定車のルーフ前方部に搭載したレーザで、わだち掘れ、平たん性を測定します。また後方カメラで、見下ろす形で路面を面的に撮影し、ひび割れ巾1mmを認識します。
・低粘度の有機系コンクリート補修材です。巾の狭いクラックにも水の様に浸透し、せん断部を付着させ補修し、コンクリート版の強度を復元します。

  • 路面性状測定車およびコンクリート補修材
  • 路面性状測定車およびコンクリート補修材
  • 路面性状測定車およびコンクリート補修材
世紀東急工業株式会社 技術本部 技術部 技術グループ  担当 / 吉野 敏弘

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-29 RFID構造物診断技術「Wimo」

―RFID技術を活用した構造物モニタリング/情報管理システム―

・RFIDひずみ計測システム
・RFID腐食環境検知システム
・iコンスペーサを用いた情報管理システム

【RFID腐食環境検知/ひずみ計測システム】
RFID(Radio Frequency Identification)は、電子マネーやICカードに利用されている無線通信を用いて、ICタグに情報を書き込み、読み取る通信技術です。
この技術を利用してコンクリート構造物の内部の状態、例えば、鉄筋が腐食、あるいは鉄筋やコンクリートのひずみを非破壊・非接触で計測するシステムを提供します。
腐食環境検知システムは、コンクリート構造物中の鉄筋を模擬した鉄センサの腐食状態をRFIDで無線計測するシステムで、このシステムにより鉄筋周辺の環境変化を捉えることができます。
ひずみ計測システムは、コンクリート構造物中の鉄筋や内部コンクリートに発生するひずみをRFIDで無線計測するシステムです。
計測部のセンサと通信部のRFIDタグはいずれもコンクリート中に埋設され、また計測時の電源供給も不要なため、完全ワイヤレスでの計測を実現しています。
【iコンスペーサを用いた構造物情報管理】
ICタグのメモリと個体識別IDを活用することで、コンクリート製品の製造や施工に係る諸情報を効率的に管理するシステム提供します。
コンクリート製品の製造・施工において、現場作業を省力化し、製品データの一元管理を実現するためのアプリケーション開発を行っています。
新システムでは携帯端末の制御により情報の記録と読み込みを行い、ハンディ型プリンタで帳票を印刷することができます。
帳票を製品に貼ることで現場視認が容易となり、工場出荷から現場受入れまでの作業軽減と、それによる施工の効率化が期待できます。

RFID構造物診断技術「Wimo」
太平洋セメント株式会社 中央研究所 研究開発推進部  担当 / 井坂 幸俊

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-23 鋼構造物&コンクリート構造物の長寿命化を図る工法「SCFR工法&UVPPS工法」

炭素繊維シートによる補修・補強&紫外線硬化型FRPシートによる防食・補修

①SCFR工法
<すだれ状炭素繊維シート>&<グリース状接着樹脂>を用いた鋼柱の補修・補強工法

②UVPPS工法
<透明紫外線硬化型FRPシート>&<低粘度多機能接着剤>を用いた鋼構造物・コンクリート構造物の補修工法

①<すだれ状炭素繊維シート>を<グリース状接着樹脂>で貼り付ける補修・補強工法。
1)防食効果
シート-母材間に気泡等が溜まりにくい構造となっており、シート密着性が高く、施工品質にバラつきが少ないことから、施工後にシートが剥がれくい工法です。
2)補強効果
1枚当り鋼板換算0.4㎜の板厚増加が期待される補強工法として採用可能です。
3)維持管理
柱倒壊前の予兆として、シート一部の剥離等による「青い接着樹脂の露出」が起こることから

②<透明紫外線硬化型FRPシート>を<低粘度多機能接着剤>で貼り付ける鋼構造物・コンクリート構造物の補修工法。
1)防食効果
脱泡材・不陸調整材・端部処理材として使用可能な多機能接着剤を用いたシート貼付工法のため、密着良くシートの貼付けが可能です。また、促進試験(10年相当)後も付着力の発揮(協会標準1.5N/m㎡以上)を確認しております。さらに、母材のひび割れ追従1㎜以上を確認しており、施工後にシートが剥がれくい(防食効果を長期間維持しやすい)工法となります。
2)施工時間短縮
シート貼付け時に不陸調整&端部処理を同時に行うことで、施工時間の短縮が可能です。また、シート継足し時は突き合わせでの対応が可能(防食性能を発揮可能)なため、まとめて複数枚のシートを貼付けできます。
3)施工対象
鋼構造物・コンクリート構造物共に同じプライマー&接着剤を使用のため、鋼構造物・コンクリート構造物を跨いだ貼付けが可能です。

  • 鋼構造物&コンクリート構造物の長寿命化を図る工法「SCFR工法&UVPPS工法」
  • 鋼構造物&コンクリート構造物の長寿命化を図る工法「SCFR工法&UVPPS工法」
一般社団法人SCFR工法協会 事務局  担当 / 小西 弘晃

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-22 亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修技術

既設構造物の健康寿命を延ばす

亜硝酸リチウムを用いた各種補修工法
 ・ひび割れ注入工法
 ・表面含浸工法
 ・断面修復工法
 ・内部圧入工法

亜硝酸リチウムとは亜硝酸イオン(NO2⁻)とリチウムイオン(Li⁺)の化合物です。
亜硝酸イオンは鉄筋の不動態皮膜を再生して鉄筋の腐食を抑制し、塩害・中性化対策として機能します。
リチウムイオンはアルカリシリカゲルを非膨張化させ、ASR対策として機能します。
亜硝酸リチウムを使用した各種補修工法を総称として「リハビリ工法」と称し、劣化原因や劣化程度に応じて多数の実績があります。

亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修技術
一般社団法人コンクリートメンテナンス協会 事務局  担当 / 神田 彩織

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-20 コンクリート構造物を摩耗や損傷から守る「ラバースチール」

弾性保護材による砂防堰堤などのコンクリート構造物の長寿命化技術

従来品と比較してのメリット
・耐衝撃性向上
・耐摩耗性向上
・耐酸性
・構造物の長寿命化
・ライフサイクルコスト縮減

ラバースチールは耐摩耗性に加えて、ゴムの弾性により耐衝撃性にも優れた工法である。
他の従来工法(高強度コンクリートなど)と比較して耐久性に優れるため、砂防えん堤等の構造物に施工することにより、災害に強く、長寿命化につながる構造物つくり、また保全対象を守る構造物の信頼性を高める活動に貢献している。LCCが低減されるので経済効果に優れている。一例について試算した結果、従来の高強度コンクリートによる摩耗対策工よりも2~3割削減できるという結果が得られている。メンテナンスが不要の為CO2の排出削減となり地球環境にも優しい。景観に配慮したグレー色にも対応しており、公共性のある工法である。

コンクリート構造物を摩耗や損傷から守る「ラバースチール」
シバタ工業株式会社 建設土木営業部 東日本建設土木営業課  担当 / 北口滋雄

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-21 流木等を捕捉する「流木ストッパー」

衝突エネルギーを緩和する弾性チェーン式流木捕捉工

従来品と比較してのメリット
・取り外し可能で流木の撤去が容易
・ゴムの弾性変形による衝撃緩和効果
・部材の省力化
・コンパクトに搬入&施工性に優れる

「流木ストッパー」は、弾性チェーンと鋼製チェーンを組み合わせたネット構造の流木捕捉工で従来は鋼製スリットで対応していた。本技術の活用により、部材の取り外しが可能となり、流木や礫の除去作業が容易になるので、施設のメンテナンス性が向上する。
「弾性チェーン」とは、鋼製チェーンをゴムで被覆一体化した構造でゴム内部に埋設した鋼製チェーンをゆるめて配列し、リンクとリンクの間にもゴムを充填することで、引張力が作用した場合には、ゴムの弾性変形で流木の衝突エネルギーを吸収できる緩衝部材である。・弾性チェーンと鋼製チェーンのネット構造にすることにより、部材を小さく軽量化することができ、施工性が向上する。

流木等を捕捉する「流木ストッパー」
シバタ工業株式会社 建設土木営業部 東日本建設土木営業課  担当 / 北口滋雄

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-29 コンクリート構造物および舗装の補修・長寿命化・モニタリング技術

コンクリート構造物のメンテナンス・モニタリング技術:t.WAVE

【2】モニタリング技術
1)コンクリートひび割れ画像解析技術:「t.WAVE」

【2】モニタリング技術
1)コンクリートひび割れ画像解析技術:「t.WAVE」
コンクリートひび割れ画像解析技術「t.WAVE」は、一般的なコンクリート構造物だけでなく、高架橋などの高所やアクセス困難な箇所もドローンを用いて撮影した画像から、ひび割れ状況の定量的な評価が可能な技術です。

コンクリート構造物および舗装の補修・長寿命化・モニタリング技術
大成建設グループ (大成建設株式会社) 大成建設技術センター  担当 / 片倉 徳男

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-30 コンクリート構造物および舗装の補修・長寿命化・モニタリング技術

舗装等のメンテナンス技術:リラクスファルトHT舗装/TRミックスアクア/ワンダーコーティングシステム

【1】補修・メンテナンス・補強技術
1)舗装の長寿命化:リラクスファルトHT舗装

2)構造物の延命化:ワンダーコーティングシステム
~ガラスコートシリーズ~

3)舗装路面の補修用常温合材:TRミックスアクア

【1】補修・メンテナンス・補強技術
1)リラクスファルトHT舗装
舗装の長寿命化を目指して開発した、ひび割れとわだち掘れの発生を抑制できる舗装です。

2)ワンダーコーティングシステム
一般のペンキのように塗るだけで形成したガラス質膜により、構造物への劣化因子の浸入を防止できる技術です。構造物への汚れや落書き、張り紙が容易に落とせる効果もあり、美観の保持にも有効です。また、外装木材の美観を長期的に保護する高耐久木材保護塗装システム「モッコート」も開発しました。

3)TRミックスアクア
全天候型 高耐久常温アスファルト混合物です。散水して締め固めるだけで硬化する性状がありますので、雨天時や多少の水たまりがあっても施工が可能です。強度発現が早く耐久性に優れているので、重交通道路の補修にも適用できます。

  • コンクリート構造物および舗装の補修・長寿命化・モニタリング技術
  • コンクリート構造物および舗装の補修・長寿命化・モニタリング技術
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大成建設グループ (大成ロテック株式会社) 大成ロテック 営業本部  担当 / 藤田 広志
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