建設技術情報(第16期) - その他の防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術TECH16

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防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-41 極寒地のコンクリート表層を保護する技術「IZW.Shield(いず・しーるど)」

塗布後2時間養生のシラン系表面含浸材、極表層に確実な疎水層を形成

・塗布後2時間養生
・極表層の疎水層を確実に形成
・コンクリート含水率に影響されにくい疎水層

塗布後2時間養生なので予期しない降雨による再塗布確率が大幅に低減でき、工程管理に貢献できます。また含浸深さを追求しないでコンクリート極表層の疎水層形成を優先させることで、極寒地の凍結融解対策に効果を発揮します。また、コンクリート含水率の影響を受けずに疎水層を形成します。

  • 極寒地のコンクリート表層を保護する技術「IZW.Shield(いず・しーるど)」
  • 極寒地のコンクリート表層を保護する技術「IZW.Shield(いず・しーるど)」
泉建設工業株式会社 技術開発部  担当 / 豊吉 明彦

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-28 コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」

コンクリート目地を超耐久シーリング材で防水処理することにより、コンクリート構造物の長寿命化を実現

各種土木コンクリート構造物目地の長寿命化

土木用シーリング材である1成分形ポリウレタン系シーリング材「オートン超耐シーラーTF2000」は、従来のシーリング材にはない驚異的な高耐候性能を有するだけでなく、初期の物性を長期間維持することから、各種土木コンクリート構造物目地の長寿命化(=期待耐用年数20年)に貢献し、コストパフォーマンスに非常に優れた目地材です。

具体的な主要用途は、橋梁の地覆・壁高欄および橋脚の沓座廻りの目地、ボックスカルバート・ヒューム管・マンホール・共同溝・防火水槽等の目地、コンクリート構造物のひび割れ補修等です。

  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
  • コンクリート構造物目地の長寿命化技術「オートン超耐シーラーTF2000」
オート化学工業株式会社 技術研究所  担当 / 七字 栄樹

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-42 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法

ポリウレアの速乾性を活かした次世代ライニングによる工期短縮と高耐久化

工期短縮、耐久年数向上を可能にした超速乾ポリウレア樹脂による吹付け工法

ポリウレアとは、2種の樹脂素材の化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物です。防水性、耐薬品性、耐摩耗性、防食性に高い能力を発揮し、様々な用途で対象物を保護する次世代のライニング材です。
数秒から数分で硬化する速乾性は施工の幅を広げると共に工期短縮に寄与します。またポリウレアは強さに加えて塗膜の柔軟性を併せ持っているため、コンクリートがひび割れなどを起こすようなケースでもひび割れに追随して防水層を保ち、基材を長期に渡って保護することが可能です。各種工場やプラント設備、コンクリートや金属構造物などへの長寿命化技術として活用されています。
他にも古くなったスレート屋根やブロック塀などの補強に使用されることも多くなり、台風での屋根の吹き飛び防止や飛来物からの衝撃防止、地震時のブロック塀の倒壊防止など、災害に対する予防保全としての材料としても期待されています。 

  • 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法
  • 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法
  • 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法
  • 構造物の長寿命化を図るNUKOTE(ニューコート)ポリウレアライニング工法
金森藤平商事株式会社 新規事業推進チーム  担当 / 清

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-27 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」

高強力不織布を基材とすることで、高い追従性・防食効果を実現

特殊樹脂のよる柱脚の外部、内部の両面からの防食工法

①NEac工法
高強力不織布を基材とし、エポキシ樹脂を含侵させ接着する。
高い追従性を有し、防食効果を発揮する。
②ウレタン注入材
特殊ウレタン財を鋼管柱内部に施工。
腐食の原因である、空気・湿気の侵入を抑制する。

①、②を併用することで、道路構造物の腐食を抑制し、長寿命化へ繋げる。

  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
  • 道路構造物の長寿命化を図る防食工法「NEac工法+Q-set」
小泉製麻株式会社 戦略推進事業部門 国土環境事業部  担当 / 長谷川 祐太

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-39 コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術

下水道など排水処理施設を微生物腐食から守ります

【防菌コンクリート】コンクリートの腐食予防技術
【スラスラ工法】強腐食環境での防食技術

【防菌コンクリート】腐食に関与する微生物の活動を抑制する防菌剤を混和することにより、コンクリートを腐食から守ります。
【スラスラ工法】微生物が作った硫酸を遮断するために、コンクリート表面に施すシートライニング工法です。
どちらの技術も腐食環境に応じて使用することにより、耐用年数を確保することが証明されています。

  • コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術
  • コンクリートの長寿命化に寄与する耐食技術
株式会社安藤・間 技術研究所研究開発推進部  担当 / 野原 敦子

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-24 アスファルト舗装の長寿命化技術
「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」

アスファルトの柔軟性とエポキシ樹脂の強靭性を併せ持つ「スーパーEPOアスコン」
コンクリート舗装の強度に近づいた高強度半たわみ性舗装「ウルトラペーブH」
予防的な薄層補修による舗装の延命化工法「リフレッシュシールMix-H」

高耐久性舗装と予防的な維持工法により、舗装の長寿命化とライフサイクルコストを低減

①スーパーEPOアスコン
一般的なアスファルト舗装に比べて、耐久性がきわめて高く、通常の半たわみ性舗装に匹敵する耐流動性を有しています。アスファルト舗装であるため、半たわみ性舗装に比べて早期の交通開放が可能です。

②ウルトラペーブH
従来の半たわみ性舗装に比べて、耐静止荷重性・耐流動性・耐据え切り性、耐油性等の性能を大きく向上させた舗装です。

③リフレッシュシールMix-H
厚さt=15~20mmの表面処理工法なので路面切削が不要で、廃材の発生を抑制できます。低コストで路面のリフレッシュが可能で、予防的な維持工事により既設舗装の延命化を図れます。

  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
  • アスファルト舗装の長寿命化技術<br>「スーパーEPOアスコン」・「ウルトラペーブH」・「リフレッシュシールMix-H」
日本道路株式会社 北関東支店 営業部 技術営業課  担当 / 江頭 伸彦

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-23 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」

作業船上からの遠隔操作により水中構造物据付の「安全性向上」、「省人化」、「省力化」を実現。
潜水作業の機械化および自動化を図り、水中作業の無人化をめざす。

「水中ジャイロ」は、吊荷の水平回転を制御できます。「水中遠隔玉外し装置」は、水底に据付けた吊荷の玉外しができます。どちらも遠隔の船上から操作および制御ができます。これら2つを組合わせて使うことで、水中作業の無人化へ近づけて行きたいと考えています。

「水中ジャイロ」は、クレーン作業において、ブロックの回転をジャイロスコープの原理を利用して遠隔制御する技術で、従来は、潜水士の介錯ロープ操作で対応していました。本技術の活用により、潮流があっても遠隔操作でブロックの向きを保持できるため、安全性及び施工性が向上します。
「水中遠隔玉外し装置」は、水中ブロック据付において、超音波信号によりロックを解除しフックを回転させることにより遠隔で玉外しを行う装置で、従来は、潜水士の手作業で対応していました。本技術の活用により、潜水士作業を省人化でき、玉外しの作業効率が向上します。
上記2つの技術の組み合わせにより、吊荷の向き調整、玉外しを船上から遠隔操作で制御でき、玉外しを短時間できるので、潜水士は吊荷を監視するだけでよく、安全性と施工性の両方が向上します。この2つの技術を組合わせて使うことで、水中作業の無人化へ近づけて行きたいと考えています。

  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
  • 港湾工事のICTブロック据付技術 「水中ジャイロ」「水中遠隔玉外し装置」
若築建設株式会社 経営管理部門 経営企画部  担当 / 古郡 隆行

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / A-40 コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」

特許技術の注入工法で高密度充填を行うことにより、部材の健全化と構造物の耐久性の向上

・特許を取得している注入工法
・空気と樹脂の置換により高密度充填が可能
・躯体内部の健全化により耐久性の向上

IPH工法は、傷んだコンクリート構造物に樹脂注入をすることにより躯体内部を健全化し、構造物の長寿命化を図ることを目的としている技術である。
特長としては、注入位置を専用工具で穿孔し、躯体内部の空気を引き抜く作用を持つ注入器で樹脂を注入し、空気と樹脂を置換させ、微細な空隙まで充填させることが可能となる。
高密度・高深度に樹脂で充填し、接合することにより、コンクリート部材の強度回復、コンクリートと内部鉄筋の付着強度回復の効果を得ることで、構造物の耐久性の向上や早期の再劣化を防ぐことが期待できるほか、工費や工期、以後の維持管理費も低減でき、生産性の向上が大きく見込まれる技術である。
更に詳細調査をする場合は、注入前後でトモグラフィを用いて解析し、躯体内部の損傷状況や充填確認などの品質管理ができる。

  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
  • コンクリートの長寿命化を図る注入工法「IPH工法(内圧充填接合補強)」
一般社団法人IPH工法協会 中部支部  担当 / 東盛 珠樹

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / A-14 災害から橋を守る 「延長床版システムプレキャスト工法」

橋の床版を延長しジョイントを土工部へ。騒音・振動・漏水対策の救世主

・土工部沈下による段差発生を抑えます。
・橋に与える衝撃を抑え、快適な走行が可能です。
・ジョイントからの雨水や騒音の進入が防止され、橋下を守ります。
・プレキャスト工法により急速施工、品質の確保が可能。

橋の床版を延長し、ジョイントを土工部に移動します。
従来工法は橋の端部と土工部の端部にジョイントを設置してました。この技術によりジョイントから起こる不具合(段差、騒音、漏水)から橋を守ります。また、工場で製作する部材(プレキャスト工法)を使用するため、短期間で出来上がります。

災害から橋を守る 「延長床版システムプレキャスト工法」
株式会社ガイアート 関東支店 営業部  担当 / 福原 義樹

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-36 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」

高耐久性アスファルト混合物の適用により舗装の長寿命化を実現

【特長】
・わだちが発生しにくい
・ねじりに強い
・油による軟化(カットバック)に強い
・施工手間がかからず早く交通開放できる

タフアスコンは、ポリマー改質アスファルトⅡ型を使用したアスファルト混合物に特殊添加材を加えることで、耐流動性、耐油性及び、ねじり骨材飛散抵抗性を向上させたアスファルト混合物です。混合物の運搬及び施工は一般的なアスファルト混合物と同様に行うことができます。
物流センター等重車両の往来が多い箇所や、工場・倉庫などで油漏れが懸念される箇所などに適しており舗装の長寿命化に寄与します。

  • 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」
  • 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」
  • 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」
  • 高耐久性アスファルト混合物「タフアスコン」
大林道路株式会社 技術部 技術企画課  担当 / 武田 有加里

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-07 インフラ施設の防災・減災を図るCDM工法

河川堤防などをCDM工法で補強することで、地震、津波越流に耐える粘り強い構造にする技術

従来工法と比較してのメリット
・優れた経済性
・低振動・低騒音工法なので、補強がしやすい
・粘り強い構造が実現
・合理的な設計が可能

CDM工法による防災・減災、国土強靭化に寄与する技術ならびに実施例を紹介します。とりわけ、堤防DM補強工法は、堤防内部の中心部にCDM工法によって固化処理土壁を構築することで、地震動に対しても津波越流に対しても堤防の天端高さを維持し、堤防の決壊を防止する粘り強い構造が可能となる新しい技術です。堤体全体を構築するような大掛かりな施工は不要で、堤防の地盤を改良するために高価な施工材料も不要であるため、経済性に優れます。万が一、法面が崩れても固化処理土壁が天端高さを保持することで耐久性能を粘り強く発揮し、地震による液状化や洪水時の越水による破堤を防ぎます。

  • インフラ施設の防災・減災を図るCDM工法
  • インフラ施設の防災・減災を図るCDM工法
  • インフラ施設の防災・減災を図るCDM工法
CDM研究会 事務局  担当 / 徳永 幸彦

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-44 塗装や湿度調整で腐食を防ぐ技術 「防錆粉体塗料SAPOE(サポー)/結露防止シートG-ブレス」

高耐久性防錆粉体塗料の塗装や、調湿材による結露対策で設備の腐食を防止

・海岸や温泉地域等の過酷な高腐食環境下においても、長期防食性を発揮する熱可塑性粉体塗料
・湿度が上昇すると吸湿、湿度が下がると放湿することで湿度変動を抑え結露を防止する調湿材

・SAPOE5000は海岸や温泉地域等の過酷な高腐食環境下においても、優れた防錆力を発揮する熱可塑性粉体塗料です。屋外での防錆効果が35年以上持続するように設計しています。
・結露防止シート G-ブレスは、シリカゲルなどの除湿製品と異なり、電力を使わずに湿度の上下変動を抑え調湿し錆発生要因の一つである結露を長期間防止します。電力コスト不要となり、交換などメンテナンスコストが低減でき、脱炭素にも貢献します。

  • 塗装や湿度調整で腐食を防ぐ技術 「防錆粉体塗料SAPOE(サポー)/結露防止シートG-ブレス」
  • 塗装や湿度調整で腐食を防ぐ技術 「防錆粉体塗料SAPOE(サポー)/結露防止シートG-ブレス」
  • 塗装や湿度調整で腐食を防ぐ技術 「防錆粉体塗料SAPOE(サポー)/結露防止シートG-ブレス」
NTTアドバンステクノロジ株式会社 グリーン&プロダクト・イノベーション事業本部 営業部門  担当 / 川田 / 建設技術展示館展示担当

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-43 水を強力に弾き、着雪や着氷も防ぐ技術 「超撥水材料HIREC(ハイレック)」

撥水加工で落氷雪事故や水膜による設備障害などを防止

水滴の接触角150°以上と強力に水を弾く

塗装表面の微細な凹凸構造と化学的性質により、水滴の接触角150°以上を実現すると同時に、光触媒材料を配合することにより、一般的な撥水材料に見られる大気中の塵埃の付着による撥水性能低下という課題を克服しました。さらに、揮発性有機化合物(VOC)をほとんど含まない人と環境に優しい水系の超撥水材料を開発しました。

  • 水を強力に弾き、着雪や着氷も防ぐ技術 「超撥水材料HIREC(ハイレック)」
  • 水を強力に弾き、着雪や着氷も防ぐ技術 「超撥水材料HIREC(ハイレック)」
  • 水を強力に弾き、着雪や着氷も防ぐ技術 「超撥水材料HIREC(ハイレック)」
  • 水を強力に弾き、着雪や着氷も防ぐ技術 「超撥水材料HIREC(ハイレック)」
NTTアドバンステクノロジ株式会社 グリーン&プロダクト・イノベーション事業本部 営業部門  担当 / 川田 / 建設技術展示館展示担当

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-04 洪水から人々の暮らしを守る揚排水ポンプ

人力での運搬を可能とした排水ポンプの超軽量化により、効率的な災害支援活動を実現

揚排水ポンプの特徴

揚排水ポンプは、浸水対策用の排水機場や用水を補給する揚水機場などで使用されており、小型のものから直径4.6mもある超大型のポンプがあります。大きさや形状、性能の異なるものがあり、用途に合わせて選択され、治水・利水に役立っています。また、災害時などで機動的に排水を行う排水ポンプ車が開発されており、ポンプ車に人力で運搬可能な超軽量水中ポンプを搭載することで効率的な災害支援活動に貢献しています。

  • 洪水から人々の暮らしを守る揚排水ポンプ
  • 洪水から人々の暮らしを守る揚排水ポンプ
一般社団法人河川ポンプ施設技術協会 技術部  担当 / 大坪 祐一郎

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-38 円弧状隅角部を有するプレキャストカルバート
「角丸カルバート」

円弧状隅角部の適用により断面力を低減させ、主要材料の削減を可能とした構造

従来品と比較してのメリット
・コストダウン:断面力が抑えられ部材厚および鉄筋量の削減が図れる。
・CO2削減:主要材料の削減による。
・鉄筋工の低減:隅角部の直交する鉄筋やハンチ部の組立手間の軽減が図れる。

プレキャストカルバートの形状は一般的に矩形であり、特に部材軸が 直交する隅角部において発生する負の曲げモーメントが増大するケース が多く、必要鉄筋量が増加するとともに、軸方向鉄筋が交差する隅角部 の配筋作業には多大な手間を要し、製造コストおよび工程に大きな負荷 を与えます。 角丸カルバートは、隅角部を円弧状とすることで、隅角部に生じる曲 げモーメントを低減するとともに連続的な鉄筋配置を可能とし、主に大 型カルバートを対象に、鉄筋量やコンクリート量の削減、配筋手間の軽減を図ることを目的として開発されたプレキャストカルバートです。
●角丸カルバート形状寸法
現場条件に応じて、以下に示す範囲を標準とし形状設定を行います。
・内空幅 : 5.0m ~12.0m
・内空高 : 4.0m ~ 8.0m
・部材厚 : 0.30m~ 1.5m 程度
・隅角部内R: 0.50m~ 1.0m 程度

  • 円弧状隅角部を有するプレキャストカルバート<br>「角丸カルバート」
  • 円弧状隅角部を有するプレキャストカルバート<br>「角丸カルバート」
  • 円弧状隅角部を有するプレキャストカルバート<br>「角丸カルバート」
千葉窯業株式会社 東京支店(技術部)  担当 / 小川 / 湯浅

防災・減災、国土強靱化、インフラ長寿命化技術 / A-18 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」

漏水リスクを限りなく減らし、製品そのものの耐久性を高めることで、橋梁の長寿命化を実現

従来品と比較してのメリット
・耐久性が高い(歯型タイプ30年/3LⅡタイプ50年)ため、取替の回数を減らすことができ、ライフサイクルコストを低減できる。
・従来技術と比較し施工にかかる日数が短い(1週間程度⇒1~2日)ため、排出される二酸化炭素量を低減できる。

ハイブリッドジョイントはゴムと鋼材の複合技術を用いて開発した非排水型の伸縮装置であり、鋼板とゴムをプレス加硫接着(金型を用いた一体成型)することで非常に高い止水性を実現しました。さらに荷重支持構造を鋼製縦型形状とすることで表面露出面積を小さくし、静音性・耐久性を向上しました。鋼材を縦に使っている構造のため、疲労破壊が起こりにくく、設置後のメンテナンスは後打コンクリートの状況を目視で確認するだけで良いのでメンテナンスフリーと言えます。

取扱い製品は小型製品から大型製品まで品揃えが充実しており、伸縮量20mm~600mm、適用最大床版遊間量1230mmまで対応可能です。

  • 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」
  • 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」
  • 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」
  • 橋梁の長寿命化に貢献する伸縮装置「ハイブリッドジョイント」
株式会社クリテック工業 工務部  担当 / 石戸 杏奈

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-30 防災・減災、国土強靭化を支える最新情報通信ケーブル

細径高密度型スロットレス光ファイバケーブル/ローカル5G用漏洩同軸ケーブル

①幹線用光ファイバケーブル

②Sub6周波数帯(4.6~4.9GHz)ローカル5G用漏洩同軸ケーブル(LCX)

①これまでの幹線用光ファイバケーブル(スロット型)のケーブル断面で大きな割合を占めていましたスロットをなくすことによって軽量化し、心数増と共に外径を小さくしました。
また細径化、軽量化により施工性、経済性が上がり、既設管路の有効活用、共架柱への負荷軽減、及び省資源化が可能になりました。

②ケーブルの周囲をローカル5Gの通信エリアに出来るため、線形の通信エリアの構築が可能となります。曲がりくねっていても大丈夫です。
2本並列に布設することで2×2MIMO対応可能。
対応周波数:4.6~4.9GHz(Band n79)

  • 防災・減災、国土強靭化を支える最新情報通信ケーブル
  • 防災・減災、国土強靭化を支える最新情報通信ケーブル
株式会社フジクラ/株式会社フジクラ・ダイヤケーブル ①ソリューション営業技術部 ②IoT/M2M事業推進室  担当 / ①高梨 智弘 / ②丹羽 敦彦

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / A-37 半たわみ性舗装の長寿命化を図る「ダイヤツイン高強度」

半たわみ性舗装注入時に「ダイヤグラウトシステム」採用により、耐久性向上と工期短縮

・養生時間2時間で交通開放
・重荷重および寒冷地で長期耐久性
・耐荷重性能・耐流動性が従来品の約2倍
・常にフレッシュなグラウトを供給

「ダイヤツイン高強度」の技術は、半たわみ性舗装用セメントミルクをこの材料に切り替えることにより、長寿命半たわみ性舗装にできる技術となっており、養生時間短縮・耐凍害性・耐荷重性に効果的に長寿命化することが出来る新しい技術である。
「ダイヤグラウトシステム」の技術は、現地でプレミックス材を混練りすることにより、均一なセメントミルクを製造することができ、省人化が可能となる技術である。

  • 半たわみ性舗装の長寿命化を図る「ダイヤツイン高強度」
  • 半たわみ性舗装の長寿命化を図る「ダイヤツイン高強度」
東京鋪装工業株式会社 建設事業本部 営業部  担当 / 谷崎 智

インフラ分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)技術 / B-07 港湾における防災DX技術の推進

既存データの変換・統合による3Dモデル化から防災シミュレーションまで

・既存情報から自動で3Dモデルを作成し,防災シミュレーションまで行う技術.

国土交通データプラットフォームをはじめ官民でこれまで蓄積してきた地質調査/土質試験データ,設計図面,地理情報など様々な情報を,自動リンク技術を用いて構造―地盤の3次元モデルを自動で作成し,さらにそのモデルにより地震・津波解析などの災害シミュレーションまで行える技術です.この技術は,既存情報から自動で3Dモデルを作成し,防災シミュレーションまでつなげることができることから,広域かつ多くのデータを省力化のもとで取り扱うことができ,港湾一帯の広域の防災・減災計画,対策の検討等に貢献します.

  • 港湾における防災DX技術の推進
  • 港湾における防災DX技術の推進
  • 港湾における防災DX技術の推進
東洋建設株式会社 関東支店 営業第一部  担当 / 高田 直木
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